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ゲーム界の“オスカー”にノミネート!『黒神話:悟空』のSteam売上が80億人民元に迫る


2024.12.13
#トレンド

今週は中国のゲームに関する最新情報をお伝えします!

            

中国初の本格3Aゲーム『黒神話:悟空』が、ゲーム業界で最も権威のある賞「The Game Awards(TGA)」において、4部門にノミネートされました。ノミネートされたのは、「年度最優秀ゲーム」、「最優秀ゲームディレクション(ゲーム監督)」、「最優秀アクションゲーム」、「最優秀アートディレクション」の4部門で、注目を集めています。TGAはゲーム業界のアカデミー賞とも言われ、このノミネートは中国のゲーム業界にとって大きな偉業です。

           

『黒神話:悟空』は、昨年のリリース以来、斬新なゲームデザインや美しいグラフィック、中国の古典文学『西遊記』を元にしたストーリーで多くのファンを魅了してきました。特に、Steamプラットフォームでは販売本数が2200万本を超え、売上は約79.6億人民元(約1500億円)に達し、商業的にも大成功を収めています。

TGAでのノミネート発表後、ゲーム業界から大きな注目を集め、公式SNSアカウントでは「山高自有客行路,水深自有渡船人(山が高ければ、その道を行く人が必ずいる。水が深ければ、それを渡す船が必ずある)」という言葉を引用し、ファンへの感謝と共に、困難な状況にも必ず解決策があるという前向きなメッセージを表明しました。多くのゲーマーはTGAでの結果に関係なく、『黒神話:悟空』の価値を高く評価しています。

        

       

さらに『黒神話:悟空』は国内だけでなく、海外でも人気を集めています。今月にはPS5版が北米と欧州で発売され、来年には韓国や東南アジア市場にも進出予定です。この展開により、さらなる売上の伸びが予想されています。全世界での累計販売は3000万本を超える可能性もあり、今後の展開にますます注目が集まっています。

『黒神話:悟空』の成功は、国内ゲーム業界にとって大きな誇りであり、今後の発展に大きな期待を抱かせるものです。TGAでのノミネートは国内外のゲームファンにとってさらに話題となり、ゲーム業界の未来を切り拓く重要な一歩となることでしょう。

今後の展開については、引き続き注目していきます。新情報が入り次第、随時更新いたします!

      

出典:封面新闻、第一财经