今週は中国のトレンドに関する最新情報をお伝えします！

　　　　　　　

中国北京2022年冬季オリンピックの公式マスコットとして世界中で人気を集めた「冰墩墩」を覚えていますか？

その新作「蛇墩墩」シリーズが11月22日から販売開始されました！このシリーズは、中国の伝統文化を背景に、オリンピック精神を象徴する特別なデザインで、5つの幸運をテーマにしたバリエーションが展開されます。　

　　　　　　　　

　　　　　　　　　

◆「蛇墩墩」のデザインコンセプト
今回の「蛇墩墩」は、中国の伝統的な民話『白蛇伝』からインスピレーションを受け、京劇（中国伝統演劇）のキャラクター「白娘子」と「小青」をモチーフにしています。2匹の蛇が優雅に絡み合い、中央で「福禄寿喜財」（幸運・富貴・長寿・喜び・財産）を象徴する金色の珠を吐き出すデザインで、縁起の良さを表現しています。

シリーズには以下の5種類がラインナップされています：
┗福星蛇墩墩（赤）：平和と幸福を象徴。持ち物は如意（万能の象徴）。
┗禄星蛇墩墩（緑）：成功や高貴さを象徴。持ち物は瓢箪（幸運の器）。
┗寿星蛇墩墩（青）：長寿と健康を象徴。持ち物は寿桃（長寿の象徴）。
┗喜星蛇墩墩（ピンク）：喜びと満足感を象徴。持ち物は桃の花。
┗財星蛇墩墩（金）：隠れキャラクターとして富と繁栄を象徴。持ち物は元宝（古代の金貨）。

　　　　　　　　

◆発売スケジュール
「蛇墩墩」は11月22日より、北京、上海、天津、重慶、広州の5都市で先行販売され、12月から全国で順次発売予定です。また、ぬいぐるみやキーホルダー、陶器製品などの関連商品もオンライン・オフラインで同時発売されます。

　　　　　　　　　

「冰墩墩」は2019年に発表され当初の販売は控えめでしたが、2022年北京冬季オリンピックで一気に人気が爆発しました。特に「冰墩墩」ぬいぐるみはわずか数秒で完売するほどの人気ぶり。発売後には購入希望者が店舗前に長蛇の列を作り、徹夜で並ぶ人も現れるほどの熱狂ぶりを見せました。この大成功を受けて、「虎年」の「虎墩墩」や「龍年」の「龙墩墩」など、オリンピックの文化遺産を活かした新しいシリーズが次々に登場。そして今回の「蛇墩墩」も、その伝統を引き継ぎ、新たな魅力を発信しています。

新情報入手次第、随時更新していきます！

　　　　　　

出典：时代财经