今週は中国の旅行トレンドに関する情報をお伝えします！

　　　　　　　

春節航空は1月26日から3月5日までの40日間にわたり、春節休暇が前年よりも延長されることから、「お見合い+旅行」のセットが今年の主要な出行傾向になる見込みです。予測によると、春節期間中の民間航空旅客輸送量は8,000万人に達し、1日平均200万人となり、2019年の春節に比べて9.8％、2023年に比べて44.9％の増加が見込まれ、過去最高になる可能性があります。

中国国内旅行では、学校や仕事の休み、旅行等による時差を考慮した旅客動向が見られます。また中国外での旅行では、春節期間中には出国旅行の方の短期間なピークを迎え、日本、韓国、東南アジア等が焦点となります。

春節前後には、国際および香港・澳門・台湾地域の旅行需要が増加する見込みで、香港、日本、韓国、東南アジアの一部の都市が注目を集めています。中国民間航空局は各航空会社に対して、安全性を確保した上で国際線、特に周辺国の路線に対する運行能力を強化し、春節期間中の香港・澳門・台湾路線の運行能力を確保するよう要請しています。

各航空会社は春節期間中に2,500便以上の新規の国際定期航班および追加のチャーター便を提案、ほとんどのフライトは春節休暇前後に実行される予定です。これには日本、タイ、韓国などの周辺国への追加フライトが含まれています。また香港・マカオ・台湾の路線では、25の航空会社が134路線に3,350便の旅客便を計画し、旅客の需要に対応するよう努力しています。

　　　　　　

最後に2023年末までの国際定期旅客便の状況も紹介され、中国の国際定期旅客便は前年比で62.8％に回復、中国の航空会社は前年比で67％に回復し、外国の航空会社も48.1％に回復しています。国別では、67の国に通じる国際定期旅客便があり、25か国が疫病前の水準を上回っています。

今後の旅行トレンドに関する情報にも注目です。
新情報入手次第、随時更新していきます。

出典：中国旅行報