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- 価格戦略の次なる一手!2023年中国ダブルイレブンで見えた消費者の未来
価格戦略の次なる一手!2023年中国ダブルイレブンで見えた消費者の未来
- 2023.11.30
- #消費
今週は中国のダブルイレブンに関する情報をお伝えします!
2023年11月11日の夜、毎年恒例のダブルイレブンが行われました。今年の「ダブルイレブン」では、各プラットフォームの取引額は11,386亿人民元(約23.8兆円)で、前年比の2.8%増加でしたが、今までと比べると反響が低かったと感じます。
消費者の大半は26歳〜40歳の年齢層で76%を示しており、消費促進施策として、各プラットフォームが低い価格で商品を提供、クーポンの発行等実施しました。
そのため京東、天猫淘宝、抖音等、各大手プラットフォームが低価格関連のキャッチフレーズで注目度を集め、低価格戦略の影響で各プラットフォームの取引額には差があり、一部のプラットフォームがトップを独占しています。具体的には、天猫と淘宝で合計44%の売上をリードしました。
消費トレンドにおいては、低価格から個性化やスマート化へのシフトが見られ、高品質や体験重視、趣味の消费などの新しい形態の消費が加速。地域別では、広東省、上海市、浙江省が売上上位。青海省、甘肃省、河北省が同比で成長を遂げています。
また今回は国内ブランドも注目を集め、TOP20ブランドのうち11個が中国製品で占められており、特に金銀宝飾品が65.6%増加しました。
今年のダブルイレブンは前年よりは反響が低いですが、来年どういった施策でダブルイレブンを開催するのか気になりますね。来年の中国のダブルイレブンに関する情報にも注目です。
新情報入手次第、随時更新していきます!
出典:搜狐