今週は中国の旅行に関する情報をお伝えします！

今年の9月29日から10月6日期間は「十一黄金周」(中国国慶節)の旅行需要は高まっており、国内旅行の予約が前年比で急増しています。携程(C-trip) のデータによれば、国内旅行の予約量は前年比で5倍以上、直近の1週間での予約数は63％増加しました。特に航空券、民泊、観光地チケットの予約が50％以上、観光地チケットの予約は2倍以上に増加しました。　　　
民泊の予約も増加しており、特に一部の小規模な観光地や非主要都市での予約が増加。民宿のデータによると、一部の都市で「十一黄金周」の予約が2019年の同期比で1倍以上に増加しています。今年旅行の需要高まった理由としては、国慶節と中秋節が連続して8日間の休暇となり、このため長距離旅行の予約が増加、特に中国の西北地域や南部の観光地が人気を集めています。

また中国国内だけでなく、海外旅行も活気づいており、特に欧州への旅行が人気を集めています。一部の欧州諸国へのツアーは完売し、ニュージーランド、スイス、エジプト、トルコ等の小規模で長距離の観光地も注目されていますが一方で、日本への団体旅行は需要が低く、自由旅行が主流となっています。海外旅行への需要の増加に伴い航空券の平均単価が上昇、平均で20％増加しています。

中国は国慶節に伴う長期休暇で国内外の観光業界に多くの機会をもたらしています。長期休暇後の旅行データが気になりますね。

今後も中国の旅行に関する情報にも注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。

出典：澎湃新聞