今週は中国の旅行状況に関する情報をお伝えします。

今年6月(端午節)の休日、旅行市場は回復の勢いを強めています。文化観光部のデータセンターによると、国内旅行者数は1.06億人で、前年比で32.3%増加、2019年と同時期では112.8%まで回復。今回6月の連休が終了することにより、夏の旅行シーズンの正式な到来を告げるものでもあります。

　　　　　　　

中国の旅行アプリの最新予約データによると、今年の夏期において国内の長距離旅行が主導し、旅行者の割合は61%になる見込みで、親子旅行や避暑旅行などの旅行テーマの需要が高く、夏期旅行の予約を行ったユーザーのうち、親子旅行が58%を占めています。

　　　　　　

また予約データからみると、上海、南京、北京、広州、天津、杭州、深セン、武漢等のユーザーの旅行熱意が高く、旅行日数や距離も増加。

旅行日数に関しては、5〜6日間の旅行を選んだユーザーが休暇期間の総旅行者数の28%を占めており、次に3〜4日間の旅行があり、その割合は25%、さらに7〜8日間の旅行が17%です。また、8%以上のユーザーが10日以上の旅行を選択しています。

　　　　　　　　　

中国国内では消費を含め、旅行もコロナ前に戻りつつあり、夏休み期間中の人々の動きが気になりますね。

今後の旅行に関する情報にも注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。

　　　　　　　　　

出典：途牛