今週は中国のデジタル人民元に関する情報をお伝えします！

以前紹介したことあるデジタル人民元ですが、今回新たに決済プラットフォームの選択肢に「WeChat pay」の機能を追加しました！これは「支付宝(Alipay)」に続き、デジタル人民元アプリが再び決済プラットフォームとつながったことになり、各業界では、これによりデジタル人民元の支払いの利便性が向上するだけでなく、信頼度の高い支払いシーンに対して、便利、ユーザーの操作を減らすことができるとしています。

現在「WeChat pay」は、いずれも一件あたりの支払い限度額2000元、一日の累計限度額は5000元、但しユーザーは限度額を調整することができ、現在のデジタル人民元は応用シーンにおいてもさらに拡張されていることにも注目しています。既に加盟店のプラットフォーム上では、携程（C-trip）、京東(JingDong)等、100社にアクセスしています。総合的に見ると中国人民銀行は現在、17省の一部地域でデジタル人民元のモデル事業を展開しており、利用シーンも消費シーンから金融シーンに拡大、中小企業向け融資や給与支給などの公的シーンにも進出し始めており、中国人民銀行が公表したデータによると、2022年8月31日の時点で、デジタル人民元の試行地域での取引件数は累計3億6000万件、累計金額は1000.4億元、デジタル人民元をサポートする加盟店は560万店を超えています。

どんどん機能が追加されるデジタル人民元、人々にとって利便性が高まる決済機能です。
今後も更なるデジタル人民元に関する情報について注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。

出典：中国基金报官方账号