今週は中国観光市場に関する情報をお伝えします。

　　　　　　　　　

中国国内の観光市場は「春の訪れ」を迎えており、上海ディズニーリゾートは先月6日、ディズニーキャラクターとのふれあいを徐々に再開すると発表しました。来場者はキャラクターとハグ、握手や記念撮影をすることができ、ディズニーキャラクターのサイン食事体験は、徐々に後日再開される予定です。

　　　　　　

とあるオンライン旅行プラットフォームのデータによると、3月6日正午の時点で、ディズニーチケットの人気は前の日に比べて350%、周辺のホテルの人気は前の日に比べて260%以上上昇。 また上海ディズニーでのふれあい再会により、旅行業界の回復は需要の放出と政策推進の相乗効果であり、これを背景に、企業も市場チャンスをつかみ、供給の質を向上させることで市場シェアを拡大し、業界回復を加速する見込みです。 今年の春節期間中、中国住民の観光客は延べ3億800万人に達し、観光客が徐々に回復していることを示しています。

昨年、観光産業の景気が期待に及ばなかったにもかかわらず、観光業界の積極的な自助努力が活力となっています。中国の旅行会社携程集団（C-trip）は7日、業績速報を発表、昨年の純利益が14億元に達し、前年同期比で黒字転換しました。今年に入り、携程（C-trip）グループの国内航空券やホテルの予約量は2019年の同時期を超えており、国内の短距離旅行の予約量も2019年の同時期の2倍に増加。長距離旅行の予約量も2019年の同時期の水準を超えており、国内事業は今年も成長を続ける見通しです。

　　　　　　　　　　

春節休暇は年間の観光経済の「高開安定増加」の序幕を開き、第2四半期の旅行市場は予想の強化と供給の最適化という新たな通路に入り、夏休みには全面的な回復を迎えると予想されます。 中国観光研究院は、今年の国内観光客数は、前年比約80%増の約45億5000万人に達し、2019年の76%まで回復すると予想しています。国内観光収入は、前年比95%増の約4兆元で、2019年の約71%まで回復する見込みです。

　　　　　　　

今後も更なる中国観光市場に関する情報について注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。

　　　　　　　　

出典：证券日报官方账号