今週は中国消費に関する情報をお伝えします。

　　　　　　　

先月中国の某媒体で「「氷雪熱」が消費回復の後押しし、多くの地域で兆単位の市場が争っています」という記事が掲載されました。中国では2022年から2023年の雪シーズンには、全国各地のスケート場や雪場が続々と開放されることに伴い、大衆の氷雪スポーツへの参加意欲が引き続き高まり、「氷雪ブーム」がスポーツ消費の拡大等が絶えず推進し、消費市場の回復に注入しています。

中国観光研究院の氷雪観光専門調査によると、冬季五輪時代の最初の氷雪シーズンには、60.3%が氷雪レジャー旅行に参加する回数が増加、その旅行者のうち、長距離旅行を希望する人は40.7%、短距離旅行を希望する人は55.6%。
中国観光研究院が発表した「中国氷雪観光消費ビッグデータ報告(2023)」によると、中国の氷雪レジャー観光客数は延べ5.2億人に達し、収入は7200億元に達する見込みで、氷雪観光が冬の観光と氷雪経済の中核になりつつあると予測されています。

　　　　　　

またスポーツの消費データによると、ここ数年アイススポーツ関連商品の成約総額は明らかな増加傾向にあり、2022年には前年同期比114%増加。オンラインでの氷雪スポーツの購入者は年々増加しており、今年の京東（Jingdong）では、スキー靴や服、スノーボード、ヘルメット等の販売量が引き続き好調な成長し続けています。

更に「2022天猫スキー・スポーツカテゴリー推移報告」によると、天猫のスキー装備とスキーウェアの消費規模はいずれも高速成長区間にあり、この3年間のスキー市場の規模は天猫のスポーツアウトドア全体の浸透率で急速に成長しており、潜在ユーザー6.5億人に達し、スキー板、スキー靴等はいずれも人気商品となっています。

スキー商品だけではなく、国際スポーツサービス貿易開発会議および国際冬季スポーツ(北京)博覧会メインフォーラムが昨年発表した「2022年中国氷産業発展研究報告」によると、中国の氷産業の市場規模は2025年に1兆元を突破する見込み。

今後も更なる中国の消費市場に関する情報について注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。　

　　　　　　　　　　　　　

出典：新华社新闻官方账号