今週は中国旅行関連の情報をお伝えします。

　　　　　　　　　　　　　

2月6日から中国で団体による旅行が出来るようになり、プーケット、ニュージーランド等のツアーが開始。当初ツアー参加の多くは50代以上の「引退したシニア」が中心で、特に「ニュージーランド南北島10日間」では50歳以上の高齢者が9割以上を占めています。

　　　　　　　　

旅行関係者によると、旅行をしたいというよりは新型コロナウィルスによって３年間海外に出られてなかったことにより、快適に遊びたいと思っているお客さんが多く、一方で「90−00年代」の方々も徐々に増えてきています。

携程（C-trip）のデータによると、春節後の「90年」世代が30％増加、「00年」世代の消費が爆発し、今年2、3月の海外ホテルの予約件数は2019年同期比で3倍以上増加。また2023年2月から3月にかけて、中国国内で海外のホテルを予約した件数は前期比52%増加、平均価格は前期比11%減少。しかし最も高価なホテルはエジプト・カイロにある1泊約8万元（約155万円）！新型コロナウィルス感染前より海外団体ツアーの価格は30％高価していますが、多くの人が購入予約をしています。

　　　　　　　　　　

また海外旅行の再開に伴い、中国上海ではビザ需要が急増しており、一番人気の国はオーストラリアとニュージーランドで、その次が日本、アメリカです。現在日本行きのビザは5年観光ビザ（5年の間に何回も行き来できるビザ）もしくはビジネスビザしか申請できなく、申請費用に2.5万元（約48円）がかかります。

上海市公安局の出入国管理部門から得た情報によると、許可が再開されてから2月8日までの1ヶ月で、全市の出入国管理部門が受理した中国公民の出入国証明書は38万回超え、過去最高。引き続き増加しており特に春節連休後、出入国証明書の発給量は連休前より24%増加、そのうち2月8日の発給数は2万7000回を超え、一日の最高記録を更新しました。

　　　　　　　　　　

今まで３年間海外旅行や団体ツアーが停滞していましたが、復活への希望が見えてきましたね。

ですが、ビザの申請等に日本に行きたくても、来られない方々が多数います。みんなが自由に旅行できる日が待ち遠しいです。今後も更なる中国旅行に関する情報について注目です！新情報入手次第、随時更新していきます。

　　　　　　　　

出典：北青网官方账号