中国の最新トレンド情報として、現在上海で注目されている春季イベントをご紹介します。

近年、上海では春の行楽シーズンに合わせて、商業施設やギャラリーを中心にキャラクターやIP（知的財産）を活用した体験型・没入型イベントが数多く実施されています。今年も屋内外問わず、多彩な取り組みが展開され、街全体が賑わいを見せています。

　　　　　　　　
【注目のイベント事例】

■ 商業施設 × ドラえもん（静安嘉里センター）

等身大ドラえもん117体が並ぶ大規模展示や、複数の有料・無料エリアで構成された体験型空間が登場。広場や館内を一体的に活用し、施設全体を巻き込んだ設計となっています。

　　　　　　　　

■ 商業施設 × カピバラ（CP静安）

人気キャラクター・カピバラをテーマに癒しの空間演出を展開。芝生広場や中庭など、屋外スペースを巧みに活かした展示が特徴で、来館者に安らぎの時間を提供しています。

　　　　　　　　　　　

■ 路地型施設 × 犬猫モチーフ（今潮8弄）

路地空間を活かした季節限定の装飾イベント。春の花や植栽に囲まれた癒しの空間に、犬や猫をモチーフにした装飾が施され、散策型の体験が楽しめます。

　　　　　　　　　　

■ ローカルブランド × トイ・ストーリー（張園）

『トイ・ストーリー』公開30周年を記念した展示イベント。ディズニー中国と地元ブランドのコラボによるファッションアイテム約200点が並び、展示のほか、ポップアップストアや体験型ブースなどエンタメ性の高い構成となっています。

　　　　　　　　　　　

上海では、商業施設やギャラリーを中心に、IPやキャラクターを活用したイベントが盛況に開催され、思わず「行ってみたい！」と思わせる空間演出が各地で話題となっています。もし近々中国へ行く機会があれば、ぜひその魅力的な雰囲気を体験してみてくださいね！
出典：上海市文化和旅游局官方账号