中国のエンタテインメントに関する情報をお伝えします！

中国上海のLEGOLANDは、2024年4月にチケット料金を正式に発表しました。
チケットは6つの価格帯に分かれ、来園日によって異なる料金が設定されています。大人の料金は最低319人民元（約6,600円）から最高599人民元（約12,400円）、子ども料金は大人料金の約8割で、最低255人民元（約5,300円）から最高479人民元（約9,900円）となっています。

上海LEGOLANDは、上海ディズニーランドや北京ユニバーサル・スタジオとは異なり、2歳から12歳の子どもを持つファミリー層をターゲットにしています。中国市場への参入は遅れたものの、ファミリー向けのユニークな体験が魅力で、リピーター率が高くなると予想されています。特に、レゴブロックを使った大会などの知育体験が人気で、再訪する子どもが多く、親も再訪を考える傾向が強いとされています。

LEGOLANDの立地は上海市中心部から少し離れた金山区にあり、アクセスには少し不便さがあるものの、地元や近隣都市からの来園者が中心となると見込まれています。さらに、レゴランドの運営元は、四川省や広東省にも展開を進めており、2025年には深圳での建設が加速する予定です。

中国のテーマパーク市場は引き続き成長しており、特に若い家庭が子ども向けの施設に積極的に消費しています。LEGOLANDは、この市場の成長に合わせてリピーター獲得と拡張を加速させる狙いです。今後の最新情報は随時更新予定です。

出典：毎日経済新聞