中国のトレンドに関する情報をお伝えします！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

中国の春節での移動シーズンは、多くの旅行者で混雑し、空港も例外ではありません。チェックインや手荷物検査を終え、搭乗エリアに入ると、一息ついたときに空腹に気づくことも少なくありません。これまで空港の食事は「高価で質が低い」と思われがちでしたが、近年では状況が大きく変わっています。市内と同じ価格で高品質な食事を提供する店舗が増え、旅行者が気軽に食事を楽しめるようになりました。

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

今回は、日本人にも馴染みのある主要空港で進化した食文化をご紹介します。
◆北京首都国際空港—本格中華を手軽に
┗北京の玄関口である首都国際空港では、中国各地の名物料理を味わうことができます。特に人気のグルメをピックアップしました。空港価格とは思えないリーズナブルな価格で、本格的な味を楽しめます。
・「全聚徳」の北京ダックロール：有名な北京ダックを手軽に楽しめる一品。
・「老舎茶館」の杏仁豆腐乳茶：甘さ控えめで香り高い伝統的な飲み物。

◆上海浦東国際空港—グルメの街の空港
┗「食の都」上海の空港では、市内の人気レストランが出店し、質の高い食事を提供しています。これらの名店の味を市内と同じ価格で楽しめるのが魅力です。
・「鼎泰豊」の担々麺：濃厚なごま風味とピリ辛のスープが絶妙。
・「Blue Bottle Coffee」：世界初の空港内店舗として注目。

◆香港国際空港—飲茶とスイーツの楽園
┗香港国際空港では、伝統的な点心やスイーツが人気です。乗り継ぎ時間を利用して本格的な香港グルメを楽しむのもおすすめです。
・「美心西餅」のエッグタルト：サクサクのパイ生地と滑らかなカスタード。

◆台北桃園国際空港—台湾グルメが勢揃い
┗台湾の玄関口である桃園国際空港では、台湾ならではの味を堪能できます。代表的なグルメを空港内で手軽に楽しめるのは嬉しいポイントです。
・「春水堂」のタピオカミルクティー：元祖タピオカドリンクの名店。

近年、中国をはじめとするアジア各国の空港では、食文化の進化が加速しています。かつての「高くて美味しくない」というイメージは過去のものとなり、市内と同じ価格・品質で食事を提供する空港が増えています。

　　　　　　　　　　　　　

空港の飲食サービスは、その都市の“顔”ともいえる存在です。各地の名物料理を空港で気軽に楽しめることで、旅行の楽しみがさらに広がるでしょう。今後も、最新情報が入り次第、随時更新してまいります！

　　　　　　　　　　　　　　

出典：新周刊