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中国と日本、韓国、タイ間の航路が密集運航され、一部の便の運賃が前月比で50%下落!


2023.04.20
中国市場トピック

今週は中国の国際便に関する情報をお伝えします。

      

中国国際線の航空便は徐々に回復が加速し、中国と日本、韓国、タイを結ぶ航空便の運賃も下落傾向にあります。 先月10日時点では今後3月以降、大韓航空、アシアナ航空、日本航空等、多くの外国航空会社が中国を往復する航空便の広範囲な再開を発表。 運賃については、第三者の旅行データアプリ「航空便執事」が発表したデータによると、直近1週間の国際線航空券の平均価格は4197元で、昨年12月と比べて15.16%、前年同期比で42.90%下落。このうち、中韓便は引き続き増便され、上半期には新型コロナウイルス感染拡大前の4割以上の水準まで回復する見込みです。

      

一方、日中の航空便の再開も急流に乗っており、日本航空(JAL)は先月26日から、上海虹橋-東京羽田間の往復便を大幅に再開すると発表。

【成田空港行き】

上海浦東-成田:毎日運行

天津-成田:周6便

大連-成田:毎日運行

【羽田空港行き】

北京-東京羽田:週27便

広州-東京羽田:週13便

         

5月8日からは、上海浦東-大阪線が週6便、天津-名古屋線が週4便となります。更に7月1日からは、新たに上海浦東と東京羽田を結ぶ便が就航します。航空会社は引き続き国際線の増便再開を発表しており、中でも東南アジア路線が最も好調で中国・タイ路線の再開スピードはさらに加速しています。

      

今年2月中国発の国際便の目的地は主に東南アジアで、国際便の全体の48.5%を占め、次いで東アジアが20.9%、欧州が10%となっています。このうち、3月1日から3月8日までの中国・タイ直行便の1日平均航空便数は63機、前月比36.6%増加。中日間の直行便の一日平均航空便数は28機、2019年の同じ時期と比べると、運航便数には大きな差があります。 また国際線の便数が徐々に回復するにつれ航空券の価格も下がってきており、中日間の航空券の価格に焦点を当てると、中国オンライン旅行プラットフォーム「去哪儿」の情報だと1月と2月は、片道航空券の平均価格は約5,000元。3月は航空券の価格が上昇し約8,000元となりました。 中日間の便数が大幅に回復するにつれ、4月上旬には航空券がさらに下落する可能性があり、一部の航路は再び2,000元から3,000元の範囲に落ち込むことになると予想、5月連休前には再び価格が上昇する可能性もあり、その期間中に一部の航路が一時的に値上がりする見込みです。

       

今後も更なる中国の国際便に関する情報について注目です!新情報入手次第、随時更新していきます。

出典:澎湃新闻官方账号