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最近の若者は「お寺でコーヒーを飲む」のが流行?!


2023.04.06
中国市場トピック

      

今週は中国の流行に関する情報をお伝えします。

        

昨年から中国永福寺の「慈杯珈琲」が、ハッシュタグ「お坊さんが珈琲を売る」がSNS上で話題になり、行列ができました。

     

        

最近では、各地「お寺カフェ」ができてきて、更に話題沸騰となり、お寺に行ってコーヒーを飲むことが若者の間で流行になっています。最近、中国のSNSツール小紅書(RED)で「お寺カフェ」等と検索すると、各地のお寺カフェが検索できます。台州の竜興寺、厦門の南普陀寺、上海の玉仏寺等、いずれもここ一年でオープンしたカフェ店です。

とあるお店では今年の元旦から試験営業を開始したところもあり、内装がまだ完璧ではないにもかかわらず、「古風な中国風の建物と洋風のコーヒー」という撮影しやすい組み合わせと、「お寺の師匠がコーヒーを売る」という強烈な衝突感により、多くの消費者が訪れています。要するに、現在「お寺カフェ」の吸引力は5A級の観光地に匹敵します。そんな中でも人気なのが、杭州の永福寺にある「慈杯珈琲」です。

昨年3月から地元のグルメメディアに紹介され、「慈杯珈琲」が大ヒットしました。当時毎日行列が出来、TiKToKに動画を投稿すると、「いいね!数」は数百から数万に達し、コメントも多数送られてきます。

いまコーヒー業界でも「お寺カフェ」への注目が高まっていますが、実はお寺カフェは新しいものではなく、寺院内にカフェコーナーを設置し、「仏教入門」などの仏教講座を開いているところもあります。但し国内にもお寺景勝地カフェはありますが、消費者は観光地カフェの一種として、あまり人気がなく「お坊さんがコーヒーを売る」とのことでお寺カフェが本格的にブームになりました。

「お坊さんがコーヒーを売っています」というと、古風な雰囲気のお坊さんがコーヒーを作っているということに、日常との違いやその「ギャップ」に消費者は期待感が高いとのことです。東京都内にも「寺カフェ」があり、心の疲れを癒したいときにピッタリです。

             

今後も更なる中国の流行に関する情報について注目です!新情報入手次第、随時更新していきます。

    
出典:赢商网